KKG将棋部の日常
6話 定期テストの日常
前回突然 「テストで部内平均70以下なら同好会に格下げ」 宣言をされた将棋部は、珍しく勉強を頑張り、テストに臨んだのだった
ちなみに 1日目の1教科目は地理or日本史
選択教科のため、各自分かれる
地理選択者---------カムラは・・・・
(ふんふん いけるいける)
(?!)
(・・・・・・・・・)
(俺に出来ることは・・・もうないようだ)
結局半分ほどしか書けなかったカムラは、次の英語に備えて眠り始めた
一方 ぐちはカムラの後ろに座っているのだが・・・・・
(カムラが寝始めた?!)
(経過時間的に3~6割ってとこか)
(俺が稼がないとやばいな・・・・・)
日本史選択者--------フツタチ
(えっと~ これは・・・・「荘園」か!)
(ん~・・・・・「藤原氏」っと)
(?! 何この問題?)
そこそこできているようだ
地理選択者--------tatsu
(え~・・・・どうやったかな?)
(あっ あと2分しかない!)
(まぁいいや わからんとこはアウストラロピテクスって書いたれwww)
こうして終わった地理・日本史
出来不出来はさておき、各自健闘したのだった(と信じたい)
「あ~ 1日目が終わった~」
背伸びするフツタチ
「英語と生物どーだった?」
「まぁまぁかな」
「明日は数Bと保健と古典だな~」
「保健は捨てる」
「私もその予定だ」
はっはっはっはっはっは~
笑い声が響き渡る
「しかし数Bと古典のセットはきついな」
フツタチとtatsuのもとにぐち・ミラバ・竜王が近寄る
「お ぐちか~ 地理どやった?」
「竜王と答え合わせしてみたら、お互い9割ぐらいはあるという結論に達した」
「マジか~ 僕なんか分からんとこはアウストラロピテクスって書いたし」
「なにしとん」
「アホやろ~」
・・・・・再び笑い声
こんな調子で大丈夫か 将棋部
しかし時が経つのは早く、あと10分で最後の教科、化学が終わろうとしていた
・・・・・・・・・いろんな意味で
(アッーーーーーーーーーーー)
(何一つ書けない)
(このままでは1桁台に・・・・・)
フツタチはピンチに陥っていた
カムラもほとんど書けず、空欄はとりあえず「ベンゼン」と書いている
不安要素が多いまま、テストは幕を閉じたのでしたとさ