ノンフィクション/失敗は遭難のもと <後編>
阿弥陀岳の頂上で1時間も、何をしていたのか肝心な記録が記されていない。記憶にも残っていない。多分、仮眠を取っていた?のではと推測している。それでつじつまが合う。
下山は「御小屋尾根」を下る。この尾根下りが長かった。
阿弥陀岳からほぼ西に伸びて、御小屋山(2,137m)を通過する尾根で、往路の柳川南沢の沢沿いコースと並行している。
美濃戸山荘14:05着・発、美濃戸口14:50着。総歩数33,000歩と記されている。バスは五反田駅前に19:55、帰ってきた。
平成2年8月26日(日) 夜行日帰り ー第10話・終ー
これをもって『失敗は遭難のもと』は完結とします。
ご一読いただき誠にありがとうございました。
作品名:ノンフィクション/失敗は遭難のもと <後編> 作家名:おだまき