under the blue moon
青い青い月の下で
今が永い夢だとしたら
行く宛に何を知ればいいだろうか
ベルリバーは月光を受けて仄かに光り
零れそうな星たちをそっと支える
持ちきれない言葉をここに流して
持ちきれない涙はここに残そう
境界は冬の匂いの中、僅かに遠く
だけど昨日より鮮明に僕の前にあるだろう
恐怖と憧憬は果てのある翳りの向こうへ
愛しく思うのは皮膚を擦り抜け揺らぎ去る人
憂いと未来が重なる先であと一度――――
祈りは刹那、或いは永遠に
青い青い月の下で
作品名:under the blue moon 作家名:リーヤ