日赤従軍看護婦のみたもの
当然かわいそうな女性もいただろう、被害者は必ずいる、それが戦争である。お金を貰った女性もいただろう、そんな日本人は当時の日本でもいたし今も間違いなくいる。日本は戦いに負けアメリカが進駐し女性は旦那を戦争でなくし食っていかなければいけなかった。当然身体を売った人もいるであろう。しかしそれをお前たちが悪い、こちらは被害者だ、いや捏造だ、いや保障は済んだといがみ合って何が生まれるのか。それぞれの立場でそれぞれが主張する、あるものはそうだといい、あるものは違うといい、そしてあるものはそれを利用しようとする。知らないものは自己都合の無責任な正義感だけで相手を非難する。
お互いいろいろなことがあった、戦争で内面もぼろぼろになった、もうやめよう。こんなことしても何も生まれないし、ただ利用されるだけと考えれば全く違うものが生まれるはずであろう。それをまるで中国と戦争することが日本の自立と自治を誇るかのように騒ぎ立て、紛争することが国益にでもなるかのように無責任な報道と書き込みを行う。レーダー照射現場にさも自分が乗っていたかのような書き込みまであり、相手はやる気だとまで書いてある。とんでもない話だ。
国が国民を考えるなど夢のまた夢、考えてみるがいい。原発は未だにどうなるか分からない綱渡り状況でも国はそこへ帰れというし、現状など報道しない。昨年の3月11日のことでももう報道しないし隠すのである。そんな国、政治家が国民を救うはずが無い。まして国が潰れるほどの巨額の債務を負って立ちいかないアメリカが日本を救うはずが無い。
その報道もアメリカが助けるかのように思わせているだけのことで、条約というのは平和な時有効なのは日露友好条約みても明らかである。
そのマスコミに金をだしている巨大な力はなにか?マスコミの報道の裏は何か良く考えて、相手をたたくのではなく、それを使っている元をたたかないと結局自分たちは反対するどころか加担してしまうことになるのだ。正義ずらして訴えているあなたが実は加害者になるのですよ。
先の大戦の時にいわれた大東亜共栄圏が良かったかどうかは歴史学者に任せるとして、今こそアジアがまとまらないと、いつまでたってもメジャーの餌食になると思わないだろうか?TPPなどその最たるもので、自治権を奪われるとなぜ思えず、一方で農家を食い物にし衰退へ導いたのはいったい誰だったかとなぜ考えないだろうか?
毎日さもあらんと流される報道、これには必ず裏がある。真実を真実のまま報道することはまずありえない。さまざまな情報をさまざまな考えの下自分で得て、本当はなんだろうかと考えないと必ず崩壊へいってしまう。もう崖はそこまで来ているのである。
作品名:日赤従軍看護婦のみたもの 作家名:のすひろ