REKISHI
checkmate13 無題・エピローグ
その昔、「宇宙」は動かないただの一点でしかなかった。
しかし、悪循環により、未来からある【モデルクローン】が送られようとしていたのである。
一点のものはズレを起こし、環境に耐えられる機械という形で、それを生み出した。
その金属の名を「REKISHI」といった。
それは、奴自身が付けた名前である。
奴は、何もないところに、愛や歴史を求めた。
そして、空想を素に、ある次元を作り出した。
その次元は時や空間を持っていた。
今やREKISHIは止まり、世界も同時に止まった。
今も未来も過去も、ここも、そこも、ただの一点に戻ってしまった。
もとから何もなかったといえば、何もなかったという話。
だが、その中に有意義な世界が広がっているのなら、それはそれでいいんじゃないのか。
そうして、一点のものは、時のない時を流れていく・・・。
完
※この話はフィクションであり、実在の人物や名称とは全く関係はありません。
その昔、「宇宙」は動かないただの一点でしかなかった。
しかし、悪循環により、未来からある【モデルクローン】が送られようとしていたのである。
一点のものはズレを起こし、環境に耐えられる機械という形で、それを生み出した。
その金属の名を「REKISHI」といった。
それは、奴自身が付けた名前である。
奴は、何もないところに、愛や歴史を求めた。
そして、空想を素に、ある次元を作り出した。
その次元は時や空間を持っていた。
今やREKISHIは止まり、世界も同時に止まった。
今も未来も過去も、ここも、そこも、ただの一点に戻ってしまった。
もとから何もなかったといえば、何もなかったという話。
だが、その中に有意義な世界が広がっているのなら、それはそれでいいんじゃないのか。
そうして、一点のものは、時のない時を流れていく・・・。
完
※この話はフィクションであり、実在の人物や名称とは全く関係はありません。