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マコのおかいもの

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マコはいちごのグミがだいすき。
 小学生になったのでおこづかいがもらえるようになった。
だから、おやつはひとりでかいにいく。いつもおかあさんが行くおみせだ。

 マコは、おやつにたべるいちごのグミをかいにいった。 
マコのおこづかいは五十円。それでグミがひとつかえる。
 おみせでスタンプをもらうひとをみた。
 いえにかえって、おかあさんにきいた。
「スタンプもらうとうれしい」
おかあさんは、マコにスタンプカードをみせてくれた。
「そうね。あといっこもらうと、おかいものができるのよ」
「じゃあ、手につけるクリームがかえるかな」
おかあさんはクリームをみているのにいつもかわない。

 おかあさんもマコとかいものにいった。
 おかあさんはかいものをしたけど、スタンプはもらえなかった。
マコは、手の中の五十円といちごのグミをおかあさんにみせた。
「これもかったらスタンプもらえるかな」
「グミのぶんもいっしょにしておねがいします」
おかあさんとマコのおかいものでスタンプがひとつもらえた。
「いっぱいになったね」
「マコのおかげね。ありがとう」

 スタンプカードでおかあさんはクリームをかった。
マコにはクッキーをかってくれた。
 いえにかえると、おかあさんは、手にクリームをつけた。
だっこしてもらったら、いいにおいがした。
 マコは、いちごのグミをひとつおかあさんにあげた。

作品名:マコのおかいもの 作家名:甜茶