鉄腕アトムとアマルフィー
イタリアは世界一世界遺産の多い国だそうで、イタリア国内そこここに世界遺産があり、ないところがないほどです。そんな国だから世界中から観光客が訪れるのは当然といえるでしょう。これが全部画一された都市だと誰もそこへ行こうとは思いません。そこ特有の美しさや文化に触れたくて人は訪れるのでしょう。ローマのコロッセオはじめべネティアの全体、フィレンツェも全体が宝だらけだし、美術品だらけです。美しい丘のオルチャ渓谷など一度は訪れ、糸杉の植えられた小路をオープンにしたクラシックカーで乾いた風と南国の日差しを味わいながらゆっくりドライブしてみたい。また、映画でもドラマでも良く出てくるアマルフィー海岸はそれは急峻なところに建物が折り重なるようにたち、同じく段々畑にはヨーロッパらしく葡萄棚があり、この地方の特産のレモンが栽培されていて豪華客船のクルージングコースにもなっています。
このアマルフィーの紹介で未だにレモンを収穫するとそれを運び出すのは人力だとありました。それを見て「またそのようなさもあらん報道して」と疑い、現地にいった方のHPやブログ記事を読みますとやはり強力によって運び出しているとあります。
うちの近くには有名なみかん栽培地区がありまして、この時期はそれは美味しいみかんが頂けますがアマルフィーほどにないにしても急峻な山に植えられたみかんを収穫するのは大変な作業です。みかんがはいったコンテナーを出すのは大変ですからどうするかといいますと広いところでは軽四トラックが入り、それより先は農業用モノレールの出番となります。
作品名:鉄腕アトムとアマルフィー 作家名:のすひろ