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【お知らせ】
こんにちは、作者です。
やっと編集しました。すみません。

男性表紙ですが、BLではありません。期待された方、すみません。表紙を変えていったらと話を頂いたので、まずは主要キャラクターを描いていこうかなといった感じになりました。ハイテックボールペンとクーピーで即席で仕上げてます。
今回は主人公のユクスです。シー兄ちゃんの研究に明け暮れているために髪をなかなか切らないといった設定があるため髪が長いのですが、好き嫌いを分けそうなので若干気に入られるかビクビクしています。
今回は物語の時間の流れの関係で少し短めな話です。

【あらすじ】
悲劇神話から14年の年月がたった。
主人公のユクスは、レーニスが亡くなってからずっとシーがレーニスを殺していないということを証明しようと一生懸命になっている。しかし、手がかりは掴めないままにいたずらに年月は過ぎてしまっている。幼馴染であるライの家で住み込みで働いていたものの、その生活も限界を迎えていた。そんな時にキュオネというレーニスとシーの間に生まれた娘が現れた。レーニスの育ての親であったデメテルの勧めで、ユクスはキュオネと暮らすことになった。
【世界観】
悲劇神話から、14年後の世界。
ここは、人間と神々が別々に暮らして間もない世界である。

【悲劇神話】
＜天才精霊であるレーニスが囚人であるシー・ウインドスと恋に落ち、殺されるまでの出来事＞を人間が表す際に使う言葉。悲劇神話がきっかけとなり、世界の治安は乱れ、神々と人間は別々の場所で過ごすことになったので、こう呼ばれている。
【登場人物】
■レーニス（精霊/168歳）
現段階では天才であったというデータしかない。
■シー（人間/17歳）
両親が昔悪さをしていたため、生まれながらにして囚人だった。
レーニスの恋人であり、レーニスを殺したと遺書に残し、自死をしている。
■ユクス（人間/24歳）
この物語の主人公。まだ作品には冒頭しか出てきていない。
レーニスに10歳まで育てられている。同時に、シーのことを慕っていた。
シーの無実を証明させることが彼のライフワーク。
■キュオネ（人間/14歳）
レーニスとシーの間に生まれた子供。神界でも一部の人しかそのことは知られていない。
シーの母親であるキロと牢屋で14年間暮らしていた。1話までは、キロの子供として育っており、レーニスやシーのことは特に何も思っていない。
■デメテル（女/年齢不明）
人間に審判を下せる権利を持っている神。レーニスを拾い、育て上げた人物。
審判を下すという立ち位置の割に性格は人が良く、感情を抑えがち。
キロにキュオネを預けたのは彼女の意向。
■キロ（人間/47歳）
シーの母親。キュオネの育ての親であり、祖母にあたる人。囚人。
シーと恋人のことを大切に思っていたため、シーの死が発覚した直後は死刑を望んでいた