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赤い日記帳

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5月28日、晴れ。

今日はちかさんの結婚式に行って楽しかった。
先生もお元気そうだった。
みんなしっかりしてて凄いな、と思った。

不安もあったけど、何ひとつ煩わしいこともなく、楽しかった。
電車で少し疲れたけど、イヤフォンを持っていったので、
ユグドラシルが聴けてとても良かった。

昨夜はあやかがツアーのことを知らなくて、少し寂しく思ったけど、
やっぱり一生ものだと思うから、また話す時を楽しみに待っていようと思う。

ちかさんは、とても幸せそうだった。家族がとびきり愉快で、旦那さんも真面目だけど茶目っ気があって、ほんとうにお似合いだった。
新しい家族とみんなで、幸せになってほしい。

アリア、あの日のささいなため息は ざわめきに飲まれて迷子になったよ

迷子のため息は、迷子のまま、帰る場所は変わらないまま、変りたいまま。
会えないことと、会いたい気持ちは別のもの。
何処までも会いたいから、どうしたって会いに行く
どうしたらいい?
それでも、まいにちは宝物。

作品名:赤い日記帳 作家名:こじはん