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赤い日記帳

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4/20,7:00,晴れ。

大安の満月の戌の日の午前11時に、無事出産。
小ちゃくて元気な女の子。ずっと口をもぐもぐさせている。
よかった。2日間休みを取って、ずっと側にいてマッサージしたり
声をかけたり、水を飲ませてくれたりした旦那さんには感謝しかない。
産まれてすぐ、とっても嬉しそうな顔をしてくれたのも嬉しかった。

お母さんも、陣痛の開始した18日の夜中からずっと連絡を取ってくれて、
入院中も通ってくれて、お産の時も駆けつけてくれた。
嬉しそうに赤ちゃんを眺めているのを見て嬉しかった。

赤ちゃんを取り上げてくれた助産師の池田さんをはじめ、
有効陣痛ではなかったかもしれない、18日の夜中の陣痛の
時点から、親身になって電話対応してくれた看護師さん、
痛みの持続時間が短く間隔も不規則で、他の人には有効陣痛ではないと
言われ続けたが、初めから本陣痛と判断して早々に入院させてくれた
助産師の小松さん、
マッサージをしたり湯たんぽや毛布をくれたり、着替えさせてくれて、
朝に交代の看護師さんが来た時も丁寧に引き継ぎしてくれた、
夜勤の2人の看護師さん。
その他にも多くの看護師さん、助産師さん、そしてまりこ先生のおかげで、
実に33時間に及ぶ辛く長い時間を乗り切ることが出来た。
本当に本当にありがたかった。

たくさんの人たちのお陰でやっと出産できた、この日のことを決して忘れず、
可愛らしい娘を大事に育てていきたい。

作品名:赤い日記帳 作家名:こじはん