フェル・アルム刻記 追補編
疾風によって、ルミエール、エヤード両名殺害される。
デルネア、隷の長を処刑する。
10日
“混沌”の影響を受け、ついに空の色までが消え去り、虚ろな灰色となる。
サイファ、珠の力を用いてジルを呼び寄せる。サイファとジル、ディエルの居場所であるスティンへ転移する。
“混沌”の黒い空は再びスティンを覆う。北部の民は、領主メナードに率いられてラスカソ村をあとにする。
11日
北部の民、スティン丘陵を下り、夜遅くウェスティンの平原にたどり着く。
メナード伯、壁となっている烈火との交渉をルードらに一任する。
ハーンすなわちレオズス、ウェスティンの平原付近にて意識を取り戻す。
7月12日
早朝、北部の民と烈火、対峙する。サイファは勅命を下し、烈火を退ける。
“混沌”はスティンを飲み込み、さらに南下する。
デルネアとルード、一騎打ちを行う。デルネア、戦いの果てに聖剣を奪うも、所持者たる資格はルードが有しており、デルネアは深手を負う。
ハーン、一行と合流する。ライカ、ルードを救う際にアイバーフィンの翼を得る。
ガザ・ルイアートはついに“光”の本質にまで昇華し、迫り来る“混沌”をフェル・アルムから追放する。ガ ザ・ルイアートは姿を消す。
マルディリーンとディッセ、再度フェル・アルムに姿を見せる。
サイファとディエルはウェスティンの地に残るが、ルード一行とデルネアらは、ジルの転移の法によりトゥールマキオの大樹に赴く。
名も無き剣と大樹の力、そして魔導によって、還元のすべが発動される。
これにより、フェル・アルムの大地はアリューザ・ガルドへと還る。
作品名:フェル・アルム刻記 追補編 作家名:大気杜弥