映画のクイズなんですねェ☆全79問
第61問のヒント
ヒントが3つあります
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ヒント1 葛飾
ヒント2 笠智衆
ヒント3 佐藤蛾次郎
☆★☆★ 映画の感想 ☆★☆★
国民栄誉賞な作品。小津作品なんかだと高い評価が当たり前の様について回りますが、さてこのシリーズの評価はどうなんです? もちろん娯楽としての評価は高いでしょう。だけども48作品も続いたということの評価が先行しすぎててちゃんとした評価がされていないのではないかな、このシリーズを観ていない方々はそれに流されているんじゃないかな、と感じるところがあります。渥美清の演じる寅さんの個性はとても強いので一見すると本作は凄くタフな世界のように思われるかもしれない。けれども実はそうではなくて…。この世界は触ればすぐに壊れてしま程に完成されたガラス細工のようなもの。ですから異物が入りこむと、たちまちにもバランスが崩れて壊れてしまう。その世界観に入り込めるギリギリの個性が朝丘ルリ子演じる旅回りのキャバレー歌手のリリィ役で、だからこそシリーズ中でも一段と光り輝くヒロインなのです。とはいえ、やっぱりこのシリーズをあまり観たことのない方には48作もありますので、どれ観たらいいのか分からないかもですよね。なのでお節介にも軽く紹介してみる♪
8作目までは初代のおいちゃんを演じた森川信との掛け合いと「馬鹿だね〜」っていうあの有名な台詞が楽しめますし、その後の9作目からはオープニングの夢コントが始まり、20作目あたりは寅さんの演技が一番活き活きとしているように感じます。そして人気のある25作目を向かえ、その劇中で寅さんが決して言ってはならない「あの台詞」を口にしてしまいますよね。40作に近づくあたりから渥美清さんの体調も崩されてしまったのか、座ってるシーンとか何かに寄りかかりながらのシーンとかばかりになったりと、正直見ていて辛いものがあります…。なので私的には最初に観るなら問題にした本作をお勧めしたいですね♪
古き良き昭和の映画スター渥美清をまだ楽しんだことのない方にお勧め☆
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作品名:映画のクイズなんですねェ☆全79問 作家名:夢眠羽羽