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映画のクイズなんですねェ☆全79問

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第61問 1970年代問題 お昼時


  JJJJ                しししし
  JJJJ                しししし
  JJJJ     家族だんらん     しししし
  JJJJ                しししし
  JJJJ                しししし
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  /                       \

  ____叔母ちゃんが冷蔵庫からメロンを出して切りはじめた


 叔母 『ん〜 いい匂い♪

  嫁 『あら メロン切るの?

 叔母 『うん お客さん来たから丁度いいだろ

  嫁 『うわぁ〜 何年ぶりかしら♪

 叔母 『なに言ってんのよ〜
     去年あたしが病気したとき貰ったじゃないのぉ〜

  嫁 『あ そっか

 叔母 『えっと 何人だっけかな…
     あたしと、あの娘と、ひろしさんと、お客さんと、それから


  ____奥の部屋から宿題をしていた息子と叔父が手を上げた


 息子 『ぼく♪

 叔母 『食べるの?

 叔父 『おう

 叔母 『すると六等分だね

 叔父 『おいおい ケンカしないように公平に切れよ

 叔母 『それが難しいんだよぉ〜♪


  ____そこに嫁婿とお客の女性(歌手)が帰ってきた
  ____六人がそろい、メロンが切り終わるとそれぞれに行き渡りる


  嫁 『はい おまちどう様♪

 叔母 『はい どうぞ♪

 お客 『あ〜 いいにおい♪

  嫁 『ちょうど食べごろね♪

 嫁婿 『なんだか俺の ちっちゃいんじゃないか〜

 叔父 『ケンカするな さぁどうぞ♪

 お客 『いただきま〜す

 嫁婿 『いただきます


  ____楽しく会話しながら一同はメロンを食べ始めた


 お客 『あ〜 美味しい〜

 嫁婿 『うまい♪

  嫁 『ん〜♪

 叔父 『うん♪


  ___そこへ嫁の兄が帰ってきた 嫁の兄は店先で立ち話をしている
  ___その様子をみて叔母が慌てだした


 叔母 『あらいけない! あの子の分 わすれちゃった!

  嫁 『あら 勘定に入れなかったの?

 叔母 『うっかりして、、どうしよう!

  嫁 『どうしようって、、、

 嫁婿 『かくしましょ

 叔父 『どこへ


  ____立ち話も終わり 居間に入ってきた嫁の兄


  嫁 『あ、あぁ… おかえんなさい

 嫁の兄『よう お前

 お客 『こんちわ♪

 嫁の兄『昨夜 コイツ(妹)のところに泊まったんだって
     なんでこっち こね〜んだよ?

 お客 『遠慮したのよ あんまりしょっちゅうだからさ

 嫁の兄『んな水臭ぇ〜こと言うなよ〜
     そんな狭いとこじゃ寝られなかっただろ〜

 お客 『そんなことないわよ

 嫁の兄『いつも俺言ってるじゃないかさ〜
      ここを自分の家と思って来いってさ え〜 うん♪

 お客 『どうもありがと

 嫁の兄『ま そりゃいいや なっ
      メロン美味しいか? じぁ お兄ちゃんも一つ貰おうか♪
      じぁ 出してくれ俺の な♪


  ____みんなは黙りこくる。たまらず妹が自分のメロンを差し出す


  嫁 『あ、、お兄ちゃん コレひとくちしか食べてないから
 叔母 『あたしの、、
 嫁婿 『僕のをどうぞ
 叔父 『コレ食べろよ



 嫁の兄『・・・・わけを聞こうじゃないかよ

     どうして みんなの唾のついた汚ねぇ食いカスを
     俺は食わなきゃならないんだい?
     俺のはどうした? 俺のっ!

  嫁 『い、いや 私が悪かったの
     お兄ちゃんのこと勘定に入れるの忘れちゃったのよ…
 叔母 『ちがうよ あのね わたしが悪かったんだよ
 叔父 『俺も気がつかなかったんだよ
 嫁婿 『僕もうっかりしていて…

 嫁の兄『いいんだよ!
      いいんだよ、、、どうせ俺はね…
      この家じゃ勘定には入れてもらえない人間だからな…

  嫁 『そんなこと 言ってないじゃない

 嫁の兄『しかしな、、、
     このメロンは誰のところに来たものだと思うんだ!
     旅先ではひとかたならないお世話になりました
     と、あのパパが俺のところによこしたメロンなんだぞ

  嫁 『そうね、、、

 嫁の兄『本来ならばこの俺がだ 
     「さぁみんな そろそろ食べ頃だろう 美味しく頂こうじゃないか
     「すまないわね〜 あたし達も御相伴に預かっていいの?
     「もちろんだともぉ
     「すいませんね〜 兄さん それじぁ頂きます
      そうやってみんなが俺に感謝をして頂くもんなんだろ
      それがなんだい!
      俺に断りもなしに!
     「アイツがいないうちに食っちゃお食っちゃお食っちゃお
     「どうせアイツなんかメロンの味なんか分りゃしない
     「茄子の二つでもあてがってときゃいい
     「そうしよ そうしよ
      みんなでもって食おうと思ったところに
      俺がパタパタって帰ってきたんでテメェら大慌てに慌てたろ!
      なんだお前!
      テメェ皿この下に隠したのここから出したろ!

 嫁婿 『いや あれは あれはですね、、

  嫁 『お兄ちゃん いいかげんにして
     勘定に入れなかったのは謝るから…、、ね、ごめんなさい…

 嫁の兄『おまえ、、いいか…
     俺はたった一人のお前の兄ちゃんだぞ
     その兄ちゃんを
     「勘定に入れなかった ごめんなさい」ですむと思ってるのか!
     お前そんなに心の冷たい女か!

  嫁 『なによ メロン一切れくらいのことでみっともないわねぇ…

 嫁の兄『なにを!


  ____それ聞いて叔父がテーブルを叩いて怒り出す
  ____財布から札を数枚取り出すと 嫁の兄に投げつけた


 叔父 『ツネ! メロンいくらだ!
     お前そんなにメロンが食べたかったらな 一切れとは言わねえ
     これで買ってきて 頭からガリガリ ガリガリ 丸ごとカジれっ!

 嫁の兄『馬鹿野郎!
     俺の言っているのはメロンひと切れのことを
               言ってるんじゃないんだよ!
      この家の人間の心のあり方を言っているんだよ!



  _/_/_/_/ 作品より抜粋、多少手を加えています _/_/_/_/

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