ガンダムな日々
「おい」
何だ?誰か私に話しかけているのか?
「おい こっち向け」
「そんな事を言われても
動力源を切られている私は、振り返る事は出来ない」
「まぁいい
お前はまだ幸せだ なんせ機体を小さくはされて無いからな
その上主役だ」
「そんな事は今更どうでもいい事だ
私は主役では無いし
戦わないモビルスーツなどは
ただのスクラップだ」
「それでもまだいい
俺は、大きい機体は二つも要らないと
なんたらいうロボットのオモチャで
なんたらライトってヤツで小さくされたんだ
で、ここに飾られてる」
「ちなみに君は誰なんだ?」
「私は、シャァ専用ザクだ
人気という点では、主役のアムロを凌いだ
赤い彗星のシャァのザクだ
だから 赤い彗星というのは私の事だ わっはっは」
「威張ったところで、君も単なるスクラップに過ぎない」
ふっ
赤い彗星か
懐かしいな
ララァは、シャァに出会わなければまだ生きていたのだろうか