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しばたはつみ 私の彼  より

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悪い夢を みたから眠れないと
抱きつく 弱虫だけど 愛しているわ

そりゃこんな男と一緒に居ると当然悪い夢見ますって、早く分かれなさいと占い師のおば様はおっしゃるでしょうし私でもアドバイスしますよ。その夢の元は隣で寝ている彼なの、悪魔のように責めるのではなくそれが悪魔なのよ。それに抱きついてどうするのよ、ドラキュラ伯爵が怖いといいながら首を差し出しているようなものです。
それでも分かれられない・・・口づけ師範代  恐るべし!!

この私が そばにいてあげないと
とてもだめな人だから 愛している

恋は盲目といわれますし、愛は無常の悦びとも喩えられます。一人の男と一人の女が繰り広げるドラマ。こんなシーンが現在でもどこかで繰り広げられているのでしょう、もしかしたら我が家かもしれません。
しかし、こういった歌詞が書けて、受け入れられる世界は今はもう無くなっているようにも感じられて仕方ありません。現在だと「バッカじゃないの」と一言で片付けられそうですし、まずSNSの普及で待つことが出来ず秘めることが出来ない人が多くなりました。
暴力がとかタバコが駄目というのは分かりますが、なにか便利になりすぎ、情報がありすぎ薄っぺらくなったようだし、歌を歌うのは子供だし、こんな時代が良かったのかもしれませんね。女は深い愛で男をサポートする、それに見合うよう男は女性を高みへ導きなさいという声にも聞こえます。
一芸に秀でていれば、芸は身を助けるといわれますので、日頃から精進に努めましょう。
しばたはつみがさらっと歌いうからいやらしさも感じない、実に味がある曲でございます。

 子供ばっかりで大人の活躍する場のなくなったテレビ業界はネットの普及も手伝い、衰退する他ないように映って仕方ありません。今宵もテレビを消し、音楽を聴いたほうが心が落ち着くように感じます。