昭和の旧車名車とともに 第一部
それだけならまだ我慢できますが、私の隣、補助いすに座るのは学校一嫌いな社会の教師M、これが股や肩が触れる隣で難しい顔して本を読んでいる。それが2時間ほど続きましたか、こちらは気が重くなります。丁度愛媛県川之江市くらいだったか信号が近付くとバスがブレーキを掛けスピードをおとすと前の生徒が「2000GTや」と叫ぶのです。
右の窓からショールームを見ると前期型の真っ白い2000GTが見られます。「へえこれがあのうわさの2000GTか」と眺めていると信号が変わりバスは動き出しました。
実際しげしげと見たのはバブルの頃参加していたミーティングでしょうか。それとて私はあまり興味なく「さすがディーラーのオーナーさんが持っているだけあって綺麗にしているな」くらいの感想ですか、それより2000GTといえば修学旅行の思い出が蘇るほうが印象深いから面白い。
当時から車は好きでしたがスーパーカーブームといってもさほど驚きもしないし、列を作って見たいとも思わず、当然欲しいとも思わず、まあ一度は乗ってみれば楽しいかなとは思う程度。やはり私はライトスポーツのほうが趣味に合っています。
トヨタと冠ありますがこの2000GTはほとんどヤマハ製、さすが商売上手のトヨタさんですね。
作品名:昭和の旧車名車とともに 第一部 作家名:のすひろ