「舞台裏の仲間たち」 36~37
アイラブ桐生Ⅲ・「舞台裏の仲間たち」(36)
第二幕、第一章(10)再びの碌山美術館
4人共に、思い思いに充分な時間を過ごしたちひろ美術館を後に
車は、当初の目的地である碌斬美術館へ向かいます。
その車内で茜が、石川さんにお願い事などをしています。
女たちだけで碌山の”女”を鑑賞したいので、
その間だけ、順平の車いすを押していてくださいという依頼です。
二つ返事でそれを引き受けた石川さんは、
緑が濃くなりツタが絡まる本館での見学を後回しにして、
順平と会話をしつつ、中庭から二号館に向かって車いすを押しています。
「何があるんでしょうねぇ・・・・」と小首をかしげている石川さんに、
順平が平然と答えます。
第二幕、第一章(10)再びの碌山美術館
4人共に、思い思いに充分な時間を過ごしたちひろ美術館を後に
車は、当初の目的地である碌斬美術館へ向かいます。
その車内で茜が、石川さんにお願い事などをしています。
女たちだけで碌山の”女”を鑑賞したいので、
その間だけ、順平の車いすを押していてくださいという依頼です。
二つ返事でそれを引き受けた石川さんは、
緑が濃くなりツタが絡まる本館での見学を後回しにして、
順平と会話をしつつ、中庭から二号館に向かって車いすを押しています。
「何があるんでしょうねぇ・・・・」と小首をかしげている石川さんに、
順平が平然と答えます。
作品名:「舞台裏の仲間たち」 36~37 作家名:落合順平