紅縞な蜥蜴の爪
君に贈る
さむいねって僕が言うと
君はあったかいよって言う
退屈と僕が言うと
君は楽しいよって言うんだ
いつも君の瞳は正直に
まっすぐ僕だけを見てくれていた
僕が冷たい空を泳いでいるのを
もしも君が突然消えてしまったとしたら
僕は君を探すだろう
どこにいても何をしていても
君が僕の事を覚えているかはわからないけど
僕はいつでも君を想っているよ
好きだよって言う度に
君との距離が近付いて
ずっとこのままがいいね
君は僕に笑いかけるんだ
僕らの愛はドラマのように
大袈裟なものでもないけれど
変わらない気持ちを持ち続けたい
もしも君がどこか遠くに行ってしまっても
僕は君を愛してる
どんな時も君を 君だけを
おじいちゃんになって自分の事すら忘れてしまっても
君だけは絶対忘れないから
もしも僕が君より先に死んでしまったら
僕は君を見守るよ
空のずっと上の方から
だから君は僕なんて忘れて幸せになってよ
それが僕の願いだからさ
もし届かないとしてもこの想いを君に贈るよ