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いつかきっと

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俺達がいるのはALOのホームである。
今は、そこにキリト、アスナ、ユイの3人が暮らしている。
いつもは、リズやシリカなどと皆で勉強をする場であったりキリトとアスナがユイと話をする場でもある。きっとキリト達にとってはかけがえのない場所でもあるだろう。

「ねぇ、キリト君土日空いてるかな?」と、ウンディーネのアバターを纏ったアスナがキリトに予定を聞いてきた。

「あぁ、一応空いてるけどどうかしたのかアスナ?」とキリトは急にアスナが予定を聞いてきたので何かあるのかを聞いてきた。

「土日どっちかにさ、夏だからよかったら一緒に海に行かないかな?」とアスナからの急な誘いであった。

「いいな、それ。みんなを誘ってみるか」とキリトはシリカやリズを誘おうとしたが、アスナに服を捕まれてとめられた。

「ん?」とキリトは後ろを振り返った。

「出来ればさ、3人がいいの。出来れば、ユイちゃんも一緒に。多分、ユイちゃん海とか外の世界まだ見れてない所とかあるからさ、だから家族で出かければきっといい思い出になると思うからさ」
アスナは、キリトに笑って言い返し、ユイはまだ外の世界を少ししか知らないため、アスナの案でユイと3人で行く事を言った。

「そうだな、ユイもその事言ったらきっと喜んでくれると思うよ」
キリトはアスナの提案を否定せず賛成した。

「ありがとう、キリト君」
アスナはとても子どものように喜んでいた。

「そういえば、ユイちゃんは何処にいるの?」
アスナはさっきまでキリトと遊んでいたユイが何処にいるのか聞いてみた。

「あぁ、ユイならまだリビングにいるよ」とキリトは、ユイがまだリビングにいることを伝えた。
2人はリビングに入ると1人で遊んでいるユイがいた。

「パパ、ママ、2人とも笑っているです。どうかされたのですか?」とアバターの姿になっているユイが2人に駆け寄ってきた。

「ユイちゃん、海って知ってる?」とアスナはユイに海を知っているかどうか聞いてみた。

「んー調べた事はありますが、見たことはないです」とユイは少々落ち込んでいた。
キリトはユイの目線の高さまでしゃがみキリトはユイの頭を撫でた。

「なぁユイ、土日にアスナと海を行くんだ。ユイも一緒に行かないか?その時に、大きな海見せてやるからな」とキリトは落ち込むユイを励ましていた。

「ユイ、パパとママと一緒に行けるならユイも一緒に行きたいです!」とユイはキリトに飛びついた。小さな体を抱きかかえるようにキリトは立ち上がった。

「わかった、じゃあこれで家族で行こうな」とキリトはアスナとユイに話していた。

「ねぇ、キリト君今日は久々にこっちでユイちゃんと一緒に寝ない?」とアスナは久々に家族で寝る提案をした。


「そうだな、久々に一緒に寝るか」とキリトもアスナの案に賛成した。

「ユイ、パパとママと一緒に寝るです。」とユイも喜んでいた。

「「ふふはははっ」」
その様子を見て、キリトとアスナは共に笑い3人は皆で一緒に眠った。




作品名:いつかきっと 作家名:海賭