『ツキウサギ』
●ツキウサギ5『蜂蜜』
「美味しいなぁ、美味しいなぁ」
「やぁ、ウサギ君。それはハチミツかい?」
「そうだよ。今日ね、クマ君に貰ったんだ」
「ク、クマ君は独身かい!?」
「一家5人だったと思うけど?」
「そうかいそうかい。良かった良かった」
「どうしたんだいツキ君?」
「なんでもないよウサギ君。それより蜂蜜が垂れてるよ?」
「あ、ほんとだ!?よいしょよいしょ――」
「ほら、そんな事してる間に太股にも垂れてるよっ」
「わ、もうっ。服汚れちゃう、脱がないと」
「こ、ここで脱ぐのかいっ!?」
「よいしょ――」
「ウ、ウサギ君。わ…み、見えちゃうよ!?」
「よいしょよいしょ――」
「そ、そんな格好で舐めるなんて恥ずかしいよっウサギ君ッ!?」
「よいしょよいしょ――こんなトコにもハチミツ付いちゃった」
「わ、わーーー!?ウサギ君ーーっ!」
―おわり―