甜茶no駄洒落へようこそ
【一寸法師】
道をゆく小さな子が、ふと立ち止まった。
木枯らしに空き缶がコロコロと道路に転がっている。
小さな子は、小走りに空き缶を拾うと自販機の横のゴミ箱に捨てた。
「えらいわねぇ」それを見たおばさんが感心した。
小さな子は言った。
「当然です。ちょっとした奉仕ですから」
※ 『ちょっと=一寸。 奉仕=法師』でした。
え?音が違うって…『ぼうし』だよって!
では、危険地帯に僅かに柵ができた。
「ちょっと防止」
※ 『ちょっと=一寸。 防止=法師』でした。
作品名:甜茶no駄洒落へようこそ 作家名:甜茶