甜茶no駄洒落へようこそ
【ライオン・キング】【ライオン・キング?】
彼女は、ずっとヘッドホンで何かに聞き入っている。
話しかけるのも躊躇われるほどに眉間に皺を寄せ聞いている。
我慢も限界、彼女の肩をとんとんと叩いて呼んだ。
「何?」
「ずっと無視してなんだよ」
彼女は、にこりと笑ってあっさり言った。
「雷音・聞く?」
呆れた俺は「さよなら」と帰った。
「あーあ、嫌われちゃった」
※『雷音・聞く⇒ライオン・キング』
『さよなら⇒ナラ (ライオン・キング)』
『嫌われちゃった⇒キアラ (ライオン・キング?)』
作品名:甜茶no駄洒落へようこそ 作家名:甜茶