更新日時:2012-10-22 23:26:09
投稿日時:2012-10-21 20:01:11
世界の片隅のコンビニで
作者: 郷田三郎(G3)
カテゴリー :掌編小説・ショートショート
総ページ数:1ページ [完結]
公開設定:公開
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著者の作品紹介
「いらっしゃいませ」
コンビニのドアを開けるといつもの様に店員のお姉さんがにこやかに出迎えてくれた。
「こんにちは」
いつもの様に僕も少しはにかみながら挨拶を返す。
「今日は生憎だけど冷凍食品のお弁当しか無いの。悪いけどそれを買っていってくれる?」
お姉さんは申し分けなさそうに微笑んだ。
冷凍だろうと乾燥だろうと僕は構わない。どうせ世の中にはそれしか食べ物は無いのだから。
僕は代金を払って家への道をゆっくりと帰ってゆく。
近未来のお話しです。
コンビニのドアを開けるといつもの様に店員のお姉さんがにこやかに出迎えてくれた。
「こんにちは」
いつもの様に僕も少しはにかみながら挨拶を返す。
「今日は生憎だけど冷凍食品のお弁当しか無いの。悪いけどそれを買っていってくれる?」
お姉さんは申し分けなさそうに微笑んだ。
冷凍だろうと乾燥だろうと僕は構わない。どうせ世の中にはそれしか食べ物は無いのだから。
僕は代金を払って家への道をゆっくりと帰ってゆく。
近未来のお話しです。
感想コメント (5)
読み終えてタイトルの意味を理解しました。短いですがSFもしてました。ぐっジョブです | 退会ユーザー | 2014-02-22 13:02:12
大橋様、ありがとうございます。そうです。少年は弁当以外にも甘酸っぱい何かが無いと成長できないのです。 | 郷田三郎(G3) | 2012-10-24 23:23:45
少年は弁当のみにて生きるにあらず。特に思春期には不可欠ですね。 | 大橋零人 | 2012-10-23 22:33:34
猫春雨さん、ありがとうございます。そうです、年上のお姉さんから始まって、同年代~若い娘さん、と、理想の女性遍歴です。おそらく介護まで。。。 | 郷田三郎(G3) | 2012-10-22 22:58:44
なるほど。年上のお姉さんというのもひとつの希望ですね。 | 退会ユーザー | 2012-10-21 21:24:00