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谷口@からあげ
谷口@からあげ
novelistID. 707
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不思議な案内人

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「ホホホッ、お兄様ったら、お節介が過ぎますわ。連れてきちゃうかもしれないって、あの状況なら大抵の人があの人と同じ考えに至ってしまいますのに」
「フフフッ、いいじゃないか妹よ。ジョン・クリスティアーノ・エリクシール・コーンスターと一緒になれたんだ。喜ばしいことじゃないか」
「ホホッ、でも、いつもと趣向を変えるのも、楽しいですわね」
「フフッ、そうだね。いつも依頼ばかりだからね。たまには、こういう遊びも面白いものだね」
「もうお兄様ったら、悪戯っ子なんだから」
「フフッ、妹よ。君から貰った悪知恵もたくさんあるのだがな」
「ホホホッ、それはお互い様ですわ。お兄様」
「しかし、やけに長い名前の犬だ。今の世ではこのような名付け方が流行っているのかい?」
「違いますわ、お兄様。あのように長く、意味の通っていない名前でも、付けたいと思ってしまう病気が流行しているのですわ」
「フフッ、妹よ。君は知識豊富だね。君のような女性が傍にいることが、僕の自慢だよ」「ホホッ、知識の習得は淑女の嗜みですわ、お兄様。私もお兄様のような素敵な男性のお力になれるなんて光栄ですわ」
「さて、時間を空けたら次の依頼でもこなそうか」
「わかりましたわ。お兄様」

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作品名:不思議な案内人 作家名:谷口@からあげ