詩~四字熟語~
悪逆無道
想いの通じることのないあの人を
行き場のない欲望が覆う
心が手に入らないのなら
体だけでも……そう思った
恐怖に固まるあなたの体
疑問の浮かぶあなたの瞳
その体は小さく震えていて
その瞳はたっぷり濡れていて
そんなあなたを見て
僕は身体中に快感を感じていた
悪くもないのに謝り続ける
あなたの謝罪の言葉
その言葉に僕は耳を傾けようとはしなかった
そんな言葉聞きたくなかった
人として間違ってる
道理に外れている
人は皆そう言うだろう
そんな事判ってる
この行為が悪事であることくらい
判って…やってる
それでも…あなたが欲しいんです
それほど…あなたが欲しいんです