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ところてん
ところてん
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歓悪懲悪物語

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プロローグ

西暦2XXX年
致命的なまでの食料危機,第三次世界大戦の勃発によりどの世界を見ても疲弊していた
ここ日本では第三次世界大戦中,憲法第9条:戦力の不保持の改正を国民の92%の賛成を受け,自衛隊を戦力として数えることにし,自衛隊を日本国防軍に改名するのであった
しかし,日本は同盟国の敗走,裏切りにより敗戦国として戦勝国全てに対して賠償金1兆7000億の支払いを命じられた
日本はM資金に頼らざるを得なくなり経済活動の悪化を招かれたが,ギリギリの所で持ちこたえ,経済の立て直しに政府は尽力するのであった
だが日本政府の政策はあまりにも酷く,敗戦の原因を国民もとい庶民にあると言い出し日本国民の79%のあらゆる税を20%上げるという無茶苦茶な政策をするのであった
この政策により街という街はスラム街になり果て,浮浪者等が埋め尽くす異常な事態となった
日本はこの状況を気にも留めずに政策を推し進めていった
最早,今の日本は民主主義などではなく一種の独裁国家,もしくはそれに近いものとなった
奴隷的扱いを受けるのはまだマシで大半は家畜なみの扱いを受けるのであった
そして,現在・・・
この日本,世界を救おうと一人の男が立ち上がる
作品名:歓悪懲悪物語 作家名:ところてん