ほぼ週刊 ほぼレトロゲーム通信
第88回 千年家族 GBA SLG
千年家族は楽しいねぇ。
未プレイの方にササッとゲームシステムを説明!
偉い神様から「ある家族を見守り家系を1000年存続させて欲しい!」と頼まれたプレイヤー。
キュピッドの持つ様々な矢を使って人間たちを応援したり諫めたりしながら、えぇ感じの人生になるように導く放置系SLG。
矢の基本となるのは「がんばれの矢」と「おちつけの矢」。
良さそうな事を家族が考えている時は頑張れで応援。逆に悪そうな事なら落ち着けでストップをかけます。
でも良さそうな事でも失敗したり悪そうな事でも良い結果になったりもするから単純には行かないのも面白い。
他にも仕事や勉強に向かう様に進める矢や恋愛にアンテナを張ったりする矢、出会いが高まる矢もあれば独身を貫かせる矢、大望を抱く矢なんかもあって、間接的にしか関われないものの関わり方は結構幅広い。
このゲームの面白い所は可愛いドット絵とは裏腹に結構エグいイベントがあるって事。
不倫・離婚・破産などなど……。
上手く行ってるように見えてても、ちょっとした事で一気に人生崩壊なんて事も十分に起きるっていう妙なリアリティがたまらんのよ。
任天堂さんから発売されているけども作ったのはインディーズゼロさん(有野の挑戦状1&2(クソゲーの3はインディーズゼロじゃない)シアトリズムシリーズやファミコンリミックスなんかもここ)。
大作ではないんだけど、上手くまとまった面白いゲームを作る企業さんで、ここが作っていると知った時は妙に納得したものよ。
これスマホのアプリとして移植されたらめちゃくちゃ相性いいと思うんだけどね。
放置している間は時間の進みが早くなるので、あまりにも放置しちゃうと次に起動したときには修正不可能な位の事件が起こってたりすることもあるし……。
その辺りスマホだったらチョイチョイチェック出来て良いと思うのよね〜。
とにかく暇つぶしには持って来いのゲームだと思うので、何かの片手間にフワっと遊べるゲームをお探しの方は良かったらチェックしてみて下さいまっし〜♪
あ、現在私は250年家族です。
嫁が貯金の3億溶かした挙句「この人となんで結婚したんだろう」とか言い出したけど(旦那実家の財産だよ!)お家断絶する事無く続いてまっす!
今週買ったゲーム
なし
作品名:ほぼ週刊 ほぼレトロゲーム通信 作家名:有馬音文