ほぼ週刊 ほぼレトロゲーム通信
第6回 赤川次郎の幽霊列車 FC ADV
小学生が買うにしては渋すぎなんじゃねぇのか? というこのゲーム。当然のようにクラスでもやっているのは私だけでした。インターネットもありませんから、誰にも攻略法を聞けず、苦労して苦労してクリアした思い出があります。
同名タイトルの小説を原作としたこのゲームなんですが、赤川次郎先生といえば小学生にとって、すんごい読みやすい作家さんなんですよね。文章もこ難しくないし、当時ちょうど映画「ふたり」も公開されていたりして、すごい馴染み易くて色々読んでいました。
さらにこのゲームの音楽をすぎやまこういち様が担当してらして、小学生といえども私の心をキャッチするのは容易でした。カセットもなんかドドメ色みたいな色で新鮮だったしw
内容はオーソドックスなアドベンチャーゲームで、コマンドでいろいろ調べて証拠品を手に入れたり、人から話を聞いたりして犯人を追い詰めていくというようなもの。
アドベンチャーゲームって未だに総当たり的な部分ってあると思うんですけども、このゲームもご多聞にもれず、フラグが立つまであっちへうろうろ、こっちへうろうろしていました。
でもね、なんせ音楽がいいですから。時間経過が気にならない。音楽の力って偉大だと思うわぁ。あれがやたらと耳に着くようなキンキンした音楽とかだったら、途中で投げてたかもw
犯人は小学生の私には衝撃的な人で(今やったらきっと「もー、こいつが犯人なんだろ? どこでフラグ立てんだよー」とか思っちゃうのかな)驚きとともに、クリアの喜びを味わわせて頂きました。
渋くてドドメ色だけど、思い出の一本に間違いないです。
今週買ったゲーム
3DS ブレイブリーデフォルトFF
評判がいいので購入。売り切れまくってて、なんとかゲット。
もともとRevoさんが音楽担当って事で気になってはいたんだけど、以前私がやった体験版はイマイチだったのね(なんかおつかい遊びと、公式HPでARコードを印刷して遊んでね! っていう誰がやるかwwwっていうレベルのものだった)。
でもこのゲームって色んな体験版を出して、ユーザーの意見を聞いて〜って流れだったんだねぇ。
最終体験版は中々にワクワクする出来で、入手困難な現状も相まって「欲しいぜ!」となってしまった。
体験版やった感想としては戦闘が面白い。
デフォルト、という防御行動をとると、ブレイブポイントが溜まって、ブレイブを発動すると、ポイント分だけ行動が増える(1ターンで4回連続攻撃とか出来ちゃう)。
で、面白いのがこのポイントがなくてもブレイブ出来るってトコ。ポイントの借金みたいなのが出来るんだよね。
で、ブレイブ借金して行動力がマイナスになると、0に戻るまで行動不可。一気に片をつけようとブレイブ借金しまくり→倒せない→やられまくりって事もあり得るので、見極めが大切w
しかもこのポイントは戦闘終了と同時に0に戻るので、雑魚戦なんかだとブレイブ借金踏み倒しまくって、1ターンキルとか出来る。楽しいんだよねぇ、これが。
グラフィックなんかはDSのFF3っぽくて好みだし、ジョブとアビリティはFF5を彷彿とさせる。
製品版はまだ全然触れてないけど、とにかく面白そうだ!
作品名:ほぼ週刊 ほぼレトロゲーム通信 作家名:有馬音文