ほぼ週刊 ほぼレトロゲーム通信
第53回 巨人のドシン というより閃の軌跡を相手取る
巨人のドシン、これも友人に笑われた一本なんだけど、私は大好きで当時相当ハマってました。
いやね、特に何ってないゲームなのよ。南国の島の地形をポピュラスっぽい感じで上げ下げして、それによって住人達を助けたり、住人達を巨人の手に乗せて運んで、間接的に何かの手伝いをしたり、とかね。
終始そんな感じで非常にのんびりと進んでいくゲームなんです。
住民たちと仲良くなると、ハートが貰えて、それによって体がどんどん大きくなるのね。この見える世界が少しずつ変化する感覚も好きで好きで。
思いっきり住人からの高感度を下げまくるような悪〜いプレイも当然出来るんだけど、私は皆と仲良くやっていきたい派だったなぁ〜。
ゲームの明確な目的も特にないんだけど、買ってから暫くは毎日狂ったようにやってたよ。
とにかくのんびりしたい人にはお勧めの一本です。
短いけど、本気で何ってないゲームなのでご容赦w
でもその何ってない感じが好きだったのーー。
↓↓↓ここからが今週の本題だ!!
今週買ったゲーム
買ってないし、そんなことより閃の軌跡はどういうつもりで売ったんだと開発者を問い詰めたい。
グラがクソとか、モーションがクソとか、カメラワークがクソとか、そんな事はとりあえずどうでもよろしい!
いや、カメラワークは気になってはいるが、まぁよろしい! 見逃す! カメラワークは検問通す! だがロードの長さ、てめぇはダメだ! てめぇだけは許せねぇ!!
あのね、部屋から出るのに28秒、戦闘始まるまでに10数秒とか言われてますけどね、なんの誇張もないからね、これ。ゲーム開始してあまりの酷さに怒りに震えて買ったばかりの肉まんを握りつぶす勢い。
もうねゲームしてんのかロードしてんのか分かんなくなるくらいの長さだから!
しかもね、めっちゃ頻繁にロード入るの。OPでなんや戦争だかなんだかのシーンが映し出されるんですけども、軍と軍のやりとりの場面転換ごとに「Now Loading...」だからね。最初ね、ガチでね「え?」ってなったよ。「ん?」って言ったよ。冗談だと思ったよね。何かの間違いで、手違いで、ほんの手すさびで、たまさか、たまさかOPが「Now Loading...」の嵐なだけだと信じたかったよね。でもそんなわけないよね。もうね、とにかくマップ切り替えたら「Now Loading...」。街に入ったら「Now Loading...」。街の中で施設に入ったら「Now Loading...」。ちょっと会話したら「Now Loading...」。んでその度にすげー長い。20秒くらいはやってる。
あのね、せめてね、ロードしてる最中にね、キャラの説明とか、設定とか、そういう退屈させない工夫をね、してほしいのよ。あんた今日日ね、真っ黒な画面に「Now Loading...」だけって。そら画面暗転で松雪泰子さんばりの美女がね、映り込むなら結構よ。あんたね、私のPSVitaにはね、機関車トーマス3Dみたいなのが映るわけよ。不愉快極まりないわ!!
戦闘だってね、今ややれシームレスだ、それアクションだ、なんだ〜って言われている時代にね、戦闘始まるまでに10数秒って頭おかしいっていうか、頭かかえるレベル。
よく天外3を彷彿とさせるとか言われてますけどね、その表現はさもありなん。しかしね、私はね、英雄伝説の白き魔女もクリアしてますけどね、閃の奇跡の恐ろしい所はね、平成25年に、2013年の現代に発売されたって事ですよ。今どきこんな読み込み遅いゲームがありますか? これがPS1とかなら分かる。PSP初期とかならまだ分かる。PCFXとかもう全然分かる。だけどね、紀元後2013年であるジャストナウ現在にね、こんな、こんなゲームがあっていいものか。
パッチを出せばいいのか、それで話は済むのか、問題は解決なのか。
もう絶対に軌跡シリーズは発売日に買わない。マジで。絶対に。前作も買おうか迷ってたけど、叩かれまくっててやめておいて。前作あんな事があったんだから今回はえぇだろうとタカをくくった私が愚かだった。発売日に買うなんて愚行だった。
軌跡シリーズのシステムもストーリーもこまっしゃくれてなくて、新鮮味もないけど安定感のある、オババにも優しいシリーズが好きでした。だけどそれももうおしまいだよ!! こんなもんゲームじゃねぇ!! 遊べやしねぇ!! ストレスを生む機械だこれは!! 畜生!! エリオットくん可愛いじゃないv なーんてベースケ心を出した私が馬鹿だった!! クソッタレ!!!
作品名:ほぼ週刊 ほぼレトロゲーム通信 作家名:有馬音文