ほぼ週刊 ほぼレトロゲーム通信
第52回 バトルヒート PCFX 対戦型格闘
私が今まで買ってきたハードの中で、最も「どうすんだコレ……」と思ったハード。それがPCFX。
天外魔境大好きっ子だった私は「3」が出るというものですからね、いつ出てもいいようにと発売日にハードを購入したわけです。あのクソでかいPCFXをぉ。
待てど暮らせど3は出ず、出たのは「天外魔境電脳絡繰格闘伝」とかいうゲームだけでね。もうね、アンジェリーク2専用機になってましたわよ、えぇ。
それでね、この天外魔境電脳うんたらかんたらのベースになったゲームがこのバトルヒートなんですわ。
本体と同時発売だったものでしてね、ぶっちゃけ欲しいソフトなんかなかったんですけど、天外3までのつなぎにと、買ったわけです(しつこいけど3は出なかったわけだけども!)。
格ゲーなんでしょ? って思われるかもしれないけど、普通の格闘ゲームとは全く違うんですね。
なんせキャラクターの挙動が全部セルアニメ。ボタン押して技を出すと、その技を繰り出す様や、敵の技をくらったり避けたりする様が、アニメーションとして描かれるんです。
ぶっちゃけね、テンポ悪いことこの上なしよ。
キャラクターも北斗の拳っぽくて、熱くて濃ゆいの。でもゲーム自体がなーんかもっさりしてんですわ。
すぐ、飽きたよね。
でもPCFXってーのは本体も出かけりゃ、ソフトのパッケージもデカくてね。やたらかさ張るんです。存在感をやたらと放ってくるんです。
今の私はゲーム買ったらまずソフトを出して、専用のケースなりポーチなりにしまって、パッケージはすぐに捨てちゃうんですけども(じゃないととんでもない量になってくから)当時の私はまだそういう荒々しい収納方法を取ってなかったものですから、PCFXのソフトは本気で邪魔くさかった。
それでも。
それでもいつか天外3が出るのだからと、大事に大事にPCFXを愛し、裏切られ。
満を持して発売された3も、なんかあんな感じでね……。
PCFXを思う時、私の胸はヒュン! っと締め付けられるのでありました。
今週買ったゲーム
信長の野望 3DS
三国志と同時発売だものぉ。
でも信長の方を買った。安くなったねぇ。
昔は一万とか余裕で越してたのにね。
閃の軌跡 PSVita
学園物のRPGが大好きな私。
FFだって一番好きなのは8よ、8。
まだ届いたばかりで何も触れてないけど、楽しみっちゃ。
しかし積みゲーが増えてゆくなぁ。
とりあえず買ってしまうんだよね、その内出来るっしょって感じでーでーでー。
作品名:ほぼ週刊 ほぼレトロゲーム通信 作家名:有馬音文