ほぼ週刊 ほぼレトロゲーム通信
第43回 クロス探偵物語 PS ADV
少し前に購入したのですが、いやー、面白かったです。
2が熱望されてるのが分かるわー。
1をクリアすると2の予告編が見られるんだけど、随分絵柄変わってて、えー、今のままの方が絶対いーよーって、個人的には思うんだけども。
でもそもそもがもう出ないんだろうなぁ。大体、携帯の電波が入らないとか、家電話とネットが同時に出来ないような時代だもん。その設定では色々辛いよなぁ。
しかし全体的な話としては、主人公である「黒須 剣」の父の殺害の犯人探しと言うか、そういう大きな組織の中で動かされている感じなので、1だけではシナリオ的に消化不良感が残るのも事実。
この作品は前後編と発売されていて、全部で7話。
アドベンチャーだけじゃなくて、ひたすら読むだけのおまけ要素的な4話や、3Dダンジョンでの謎解きメインの6話なんていう変化球もあって、飽きがこない作りになってます。ただ私は3Dダンジョンが大の苦手なので、ググって裏ワザ使わせて頂きましたw この裏ワザがとても笑える作りになっていて、細かいトコまでしっかりしてるなぁという印象。
ビジュアル面も凄く良くて、なんか階段とかで昇ったりするカットが入ったりするんだけど、この時の動きがなんか絶妙でドキドキする(なんか来んじゃね?)みたいな。
ストーリーもいいし、謎解き的にも面白い。
7話は1の最後だけあって、いかにも! な舞台で、いかにも! な連続殺人が起きていくので、この手の話が好きな人は本当に楽しめると思う。おまけにマルチエンド。
私も7話のエンドは全部制覇出来ていないので、まだまだ遊べるなー! って感じです。なんかね、7話のエンドを全部出すと、おまけモードで後日談みたいなのが見れるらしくて。
色々気になる終わり方なので、これは是非とも全バージョンクリアしたいなーと思ってます。
女子高の話、ホテルの話、そして7話の館の話、は印象深くて楽しかったです。
その気になって探してみると、中古でもわりと見かけるので、推理ゲーム・推理小説好きな方に、おススメしたい1本です。
今週買ったゲーム
無購入。
作品名:ほぼ週刊 ほぼレトロゲーム通信 作家名:有馬音文