ほぼ週刊 ほぼレトロゲーム通信
第41回 弟切草 SFC サウンドノベル
これはね今やってもね、大して面白くはないと思います、正直。
でも当時はもう革新的だった。
これまた噂で「なんか凄いゲームが出てるらしい」と聞きつけ、当時行きつけていた中古ショップにて確保したんですけども。
そもそもね、ホラーゲーム自体が今に比べてずっとずっと少なかったし。
ましてサウンドノベルなんていうジャンルはなかった(あったかもしれないけど、圧倒的に知名度は低かったはず)。
物語を読み進めて、選択肢を自分で選んで、小説の中で自分の行動を選択して、それが結末に作用する、なんてゲームブックじゃなきゃ楽しめなかったような時代。
それがゲームブックのしちめんどくさい過程を踏まなくても、ボタン操作一つでバンバン進めていけれる単純な操作性、そして物語自体も当時は凄く凄く面白かった。
今あらためてプレイすれば、そのトンデモな設定が人によれば「なんじゃこれ」ともなってしまいそうなもの。
そのトンデモ感を笑って受け入れる事が出来れば、今でも十分楽しめる作品だと思います。
PS版とかも出てたけど、車椅子のシーンは断トツでSFC版が一番ドッキリすると思う。あの荒いグラフィックが一番こえーw
プレイすればするほど選択肢が増えて、結末が変わるって言うのも、私にはすっごく斬新で。
夢中になってピンクのシナリオを出したのもいい思い出w
次に発売された「かまいたちの夜」も面白かったし(かまいたちは真かままで全部やってるけど、なんだかんだ初代が一番面白いわ、個人的に)一ジャンルを築き上げた素晴らしい一本だと思います。
今週買ったゲーム
無購入。で御座います。
作品名:ほぼ週刊 ほぼレトロゲーム通信 作家名:有馬音文