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つゆかわはじめ
つゆかわはじめ
novelistID. 29805
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蒼空の向こう

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「先生」

「うん」

「違うんです・・・・一緒に暮らしているけど・・・飼われているだけです・・・ヤクザにね」

「ヤクザ?」

「はぁ〜〜」

ブルーモルフォが、遠い目で、ため息をついた。深い事情があるようだ。

「良かったら・・・・話してくれる?」

「ううん・・・いいの・・・」

「そう・・・・無理には聞かないけど」

「寒いですね・・・帰りましょうか」

「うん・・・」

 ブルーモルフォは、ベンチから立ち上がると、僕に手を差し伸べた。
僕は、その細くて白い手を握り、立ち上がろうとした・・・酔いが足に来ていた。再びベンチに座り込む。ブルーモルフォが、僕の腕の中に落ちた。青いドレスの裾が捲れ、官能が露出した。

「先生・・・・・」
 
作品名:蒼空の向こう 作家名:つゆかわはじめ