蒼空の向こう
「先生」
「うん」
「違うんです・・・・一緒に暮らしているけど・・・飼われているだけです・・・ヤクザにね」
「ヤクザ?」
「はぁ〜〜」
ブルーモルフォが、遠い目で、ため息をついた。深い事情があるようだ。
「良かったら・・・・話してくれる?」
「ううん・・・いいの・・・」
「そう・・・・無理には聞かないけど」
「寒いですね・・・帰りましょうか」
「うん・・・」
ブルーモルフォは、ベンチから立ち上がると、僕に手を差し伸べた。
僕は、その細くて白い手を握り、立ち上がろうとした・・・酔いが足に来ていた。再びベンチに座り込む。ブルーモルフォが、僕の腕の中に落ちた。青いドレスの裾が捲れ、官能が露出した。
「先生・・・・・」



