蒼空の向こう
「西田社長のお陰です。ありがとうございます」
「ところで、はじめ君・・・アイドルグッズの方もお願いできないかなぁ・・・」
「アイドルですか・・・」
「うん・・・まだ、余裕があるからさ・・・受けられるんだけど」
「西田社長にはプロパーのみをお願いしているんです」
「判っているよ・・・安全だからね」
「そうですよ・・・下請けでも被害が及ばないとは限らないでしょう。西田社長を危険に晒すのはね・・・」
「はじめ君の気遣いには感謝するよ・・・でも、もう少し売り上げが欲しいんだ。うちみたいな小さな会社は、儲かる時に儲かっておかないとね・・・何とか頼むよ」
「プロパー商品の数を増やします。それでどうですか?」
「どれくらいかな・・・・」
「あと一本(100万円)」
「本当かね?・・・だったら、そっちが嬉しいよ」
「末永と相談して、来月から何とかしますから」
「ありがとう!・・・はじめ君」
「いえ・・・恩返しです」



