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しっぽ物語 登場人物紹介

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その他

R(8.白雪姫)
フリーライター。原稿が没にされ困っていたところ、女の噂を聞きつけ記事を書こうとする。『ボードウォークの天使』の命名者。話を聞きつけたDから提供された情報をもとにGを問い詰めていたが、結局門前払いを食らってしまう。しかし突如現れたOから新たな情報を得、更に病院院長のBと確執のある医師Wの手引きで一度は女にインタビューを敢行するものの、結局真相を解明するには至らなかった。結局記事は一回目で差し止めになり、上層部からは週末にLが行う慰問会の取材へ向かうよう指示されている。


O(11.豚飼い王子)
カジノでいかさまを働こうとしたり、病院に押しかけたりして悉く出入り禁止にされているペテン師。Lの私生児を自称。女の事件をネタに、自分や母親のことを忘れ去ったLへ復讐しようとRに接近する。かつてリノでDと組んでイカサマを働いていたことがあり、現在は家に転がり込んでいる。前科一犯。





通称『ボードウォークの天使』『プリンセス・マイア』。ニューヨークからやってきたOLであるらしい。彼女がFと行きずりに肉体関係を持ったことから話が始まる。事後Fに殴られて大怪我を負ったところを、Fの兄であるBが運営する教会病院に収容される。W医師の治療も虚しく現在は記憶喪失に陥っており、犯人も見つかっていない。無邪気かつ傲慢な態度で入院患者たちから崇められるようになる。噂は病院外にも広がり、彼女を利用しようとする人々が続々と集まってきている。彼女に関する記事を書いたRは、Lの一族が家族ぐるみでFの犯行を隠蔽していると推理した。本人達の意思は違えど結局そのような事態に陥っている。