しっぽ物語 登場人物紹介
以下ネタバレありの人物相関図。()内は主役として登場した章。
『ホテル・キングダム』親族関係
L(3.ラプンツェル)
ホテルのオーナー。BとFの父親。Gの妹と結婚している。酒癖と女癖が悪く、メチルアルコールの中毒になったり隠し子を作ったりと碌なことをしていない。世間で噂になりつつある女をホテルの広報に使おうと、犯人が息子だとも知らず、近々慰問に行く予定。
B(2.人魚姫)
Lの長男。父親の職業を嫌い聖職者に。だが彼が院長を務める教会病院は、Lの投資により運営されている。実はGの子供ではないかという疑惑があるが、Gとその妹が口を噤んでいるため本人を含め誰も知らされていない。医師のWとは思想の相違によりあまり仲が良くない。女は彼の病院に運び込まれ、現在治療中。
F(1.シンデレラ)
Lの次男。女と関係を持ち、怪我を負わせた張本人。常習者であるらしく、再登場時には女の存在などすっかり忘れている模様。
G(10.青ひげ)
Lの義兄でBとFの伯父に当たる。Lとは大学の同期生で、妹がLと結婚した後はホテルの広報宣伝部長についている。実の妹と不倫関係に陥ったことがあり、Bはその時に際に出来た子供の可能性が濃厚。メタノール中毒になったLを病院へ連れて行った際、自社の従業員であるDを車で撥ねた。女をホテルの宣伝に使おうと目論み、現在女の見舞いに行って面倒を見ている。話題性を維持するため、女へ取材を申し込もうとするRを追い返した。
作品名:しっぽ物語 登場人物紹介 作家名:セールス・マン