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つゆかわはじめ
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novelistID. 29805
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ハリーの憂鬱

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兄という男性が笑顔でやってきた・・・次は、母親が・・・犬好き家族。
僕はラブの様子を見ながら、矢継ぎ早に出てくる質問に答えた。
勿論、質問は犬の事。
ラブがシッポを振り出した。どうやら受け入れて貰えた様だ。

僕の仕事は終わった。
何度も頭を下げ、車に乗り込んだ。
ギアを入れると、振り向かずにその場を後にした。


◎会社のブログを通じてやり取りしたメールを此処で公開します。(原文のままです。里親さんには了承済みです)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(会社のブログより)
ドライなのではない。
僕は、里子に出したラブの事がずっと気になっていた。
白鳥家に馴染んでいるだろうか・・・心を開いて大家族の中に飛び込む事が出来ただろうか・・・・。
気にするのは止そうと思いつつも、(喉元に引っかかった魚の小骨のように気になった)ふとしたときに脳裏を過ぎった。
白鳥家の電話番号は分かっている。だが、ラブを引き渡した時から、ラブは白鳥家の家族だ。これ以上、関わる事は止めるべきだと心に決めていた。
そんな矢先である。メールが届いた。

作品名:ハリーの憂鬱 作家名:つゆかわはじめ