勇者「ああああ」の大冒険
冒険の書6:ああああLv7
俺達は魔王軍を倒して無事に子供たちを救出しスタ村についたのであった
そして翌日・・・
「うぅ・・・痛い,これは・・・筋肉痛か・・・」
「まぁ・・そうだろうな・・・」
今日は,子供が帰ってきたお祝いとしてごちそうを用意しているそうだ
「なぁ林・・お前・・祭りにいけるのか?」
「もちろん!だって旨い飯が食えるんだぜ」
「元気だな~・・・もう体動かん」
俺達がお祭りに出席した途端,村人から英雄扱いだ
「いや~,町を救うってのは良い気分だな!」
「林の場合は優越感に浸っているんだろうけどな」
「・・・・・・・・さて,飯を食いに行くか!」
お祭りは三日程続き俺達は体をしっかり休めた
「なぁ・・・宮地」
「?どうした?」
「今日は戦わずに,自分の事を知ってみないか?」
「自分の事?」
「いや,色々忙しかったからまだこの世界の自分達をあまり知ってないからさ」
「あぁ,いいよ」
「さて,まず俺か・・・」
「ああああ
ちから :62
みのまもり:31
かしこさ :33
すばやさ :28
かっこよさ:42
HP :82
MP :15
常識 :121
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得意武器:格闘
苦手武器:杖
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スキル
コンバットアーツ
死闘 」
「林・・・・」
「うん?」
「今すぐ槍を外せ」
ゴソゴソ・・・・
「外したぞ」
「よし」
「なんで,青銅の兜とか青銅の鎧を装備して素手で戦わなきゃいけないんだろう・・・・」
「林・・・コンバットアーツってなんだ?」
「そりゃあお前,戦闘術のことだろう」
「・・・・え?」
「あれ?知らなかったっけ?俺の親父,自衛官だからコンバットサンボを教えて貰ったんだけど,俺なりに改良したのがコンバットアーツだ!」
「・・・初めて知ったわ!」
「とりあえず話すぞ,コンバットアーツの特徴は敵を倒すというより敵を殺すためにつかうものだぞ・・・例えば敵の背後に回って首を掴んで蹴りを叩き込み着地の瞬間に投げ飛ばすのがあるぞ」
「えげつねぇな」
「次は死闘を見ようか」
「あぁ・・・」
「見た限りじゃ最大HPが25%以下で発動するらしい」
「で,どんな効果があるんだ?」
「単純に攻撃力,防御力が大幅に上がるらしい」
「単純に強いな」
「まぁ俺はこんなもんだな」
「お前をまとめてみると高い攻撃で敵をボコボコにする感じだな」
「じゃあ,次は俺だな」
「いや,もう日も暮れてるし明日にしようか」
「分かった」
あぁ,今日は能力値を見ただけなのに凄く疲れたな
さてと,今日はもう寝ようか
明日は宮地の能力値を見るんだったな
・・・寝る前にセーブしなきゃな
作品名:勇者「ああああ」の大冒険 作家名:ところてん