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「な……な……な、」

　ゴゴゴゴゴ……と、ヤンキーの怒りの火山が、

「ンだとテメエー！　おめえら、やっちまえ！！」

　大爆発。

「イ、イエッサー！」

　部下のチンピラ四人組は慌てながら、それでも命令通り、未知流に襲い掛かっていく。

「わわわわっ！　ちょ、ちょっと、来たよ！　大丈夫なの！？」

　ネオはビビりながら、未知流の右肩を揺さぶる。

「いいから、少しは冷静なれ！　こんなヤツら……、」

　前へと歩きだす。

「これでもくらえ――――っ！！」

　チンピラどもが未知流に向かって殴りかかってくる！

「ザコなんだよ！」

　最初に来た、サーフ系の青Ｔシャツと青のスウェットパンツを穿いた、黒髪で富士山を表しているかのように立たせた頭の男が、

「やああああっ！」

　左からくるパンチを、