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御主人様と御姉様と私

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私や御主人様の傷には必ずと言っていい程口を付ける。
汗ばんだ首筋や蒸れた内腿もお気に入り。
私は匂いフェチ。
御二人に関わる香りは全部愛しい。







・エピローグ9


御主人様が帰ってからというもの、
御二人は私の犬姿が甚く御気に召したらしく毎晩二人掛かりで責められた。

時には私を首輪に繋いで放置し、見せびらかすように御二人だけで楽しんでいた。
最初は冷たいのに私が限界になると嬉々として襲い掛かる。
焦らしと完璧な連携にもう骨抜き。







・エピローグ10


私達はきっと一般的に見たら異質な存在。
それでも愛し愛され、幸せを分かち合っている事は事実だから。
素直な愛情表現が出来ない私達だからこそ気付き上げられた絆。
可愛がってくれるからこそ御二人になら何をされても受け入れられるから。
身も、心も、灰になるまで。