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CROSS 第5話 『忘れてはならぬ戦い』

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・『放射能放射器『ナガサキ』』(武器)

 敵兵に放射能を直接吹きつけることを目的としており、従来の火炎放射器に代わる武器として開発された。黄緑色の蛍光色に着色された放射能を敵兵に浴びせる。「ただちに」人体に悪影響を及ぼすほどの高濃度を誇る。
 だが、失敗兵器の一つと呼ばれている。今回の作中でもあったように、簡単に引火して核爆発を起こすからである。そのため、味方からは『歩く核兵器』と呼ばれ、戦場では避けられる存在である。おまけに、非人道的過ぎるとして、異次元中から批難の声があがり、今回の作戦の後の異次元暦42732年に、「人間に対して」の使用が禁止された。



・小型核グレネード弾『ヒロシマ』』(弾薬)

 今回の作戦で初めて使用されたグレネード弾。元々、戦車で使用されていた砲弾をベースに開発されたため、とても威力がある。こちらは、今も異次元中の帝国連邦兵に使用されている。



・『カーム強襲作戦』(軍事作戦)

 大日本帝国連邦側に数えきれないほどの戦死者をだした軍事作戦。作戦の情報が事前に漏洩していたためだ。暗号が解読されてしまったとも言われている。
 最終的には、帝国連邦が町を占領して勝利したが、その後の休戦協定で、町は手離すことになった。
 民間人や捕虜も、いろいろあって多く死んだが、一部を除き、隠蔽と弁明がうまくいったようだ。