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やばい、娘にバレそうだ!

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 と言うではありませんか!

 私は内心、おおいに狼狽えました。

 そ、そんな。娘と同じサイトなんて、とんでない

 毒舌の娘に私の作品を読まれると考えただけで、サイトから逃げ出さねばと

 思ったほどです。

 娘は根は悪い子ではありません。

 しかし、先日の友達との騒動でもひと悶着あったように、どうも相手の心を傷つける

 ような物の言い方をしてしまうんです。

 親の私でさえ、本気で怒りたくなるようなこともしばしば。

 なので、娘を拒絶した友達だけを一方的に非難はできません。

 もちろん、娘をそんな風に育ててしまった親である私の責任です。。。

 しかし、我が子だし、子の不始末は親の不始末。

 なので、ふだんから娘が言いたい放題言っても、なるべく注意だけして、

 怒らないように心がけています。

 ですが、たいていのことは許せても、小説や創作についてだけは、暴言を

 多分、我が子でも許せないだろうと思ったので、できるならば同じサイトに参加する

 の避けた方が良いと思いました。

 とはいえ、未来ある若者! のやりたいという意思を妨げるのもどうかしらと

 も思います。

 そこで、娘が風呂に入っている間に、ささっとパソコンの前に座り、

 そのサイトで使用している筆名を変えました。

 でも、娘は確か、そのサイトの名前は知らないはずだし、バレる

 心配はないわよな

 と高をくくっていたんです。

 そうしたら、何と、私がお風呂から出てきたら、娘がやってきて、

 ママ、見つけたよ。ノベリストクラブだよね 

 私、{困った}

 な、なんで、バレたんだと激しく自問自答しましたが、どうやら娘は、

 私がカラオケの最中に見せたOさんの作品と作品名をちゃんと憶えていたらしい。

 どうも、その作品タイトルから検索をかけて探したようです。

 さて、どうする?
 
 まさか、ウチの娘、私作品タイトルは見て。。。ないよね?

 もし見られていたら、大変です。

 私はう見えて? 、心が結構弱いので、あの毒舌で酷評されたら立ち直れないかも?

 これをご覧くださった皆様、親子なのに変だと思われるもしれません。

 でも、案外、そんなものなんです。

 私自身にしても、同居している母は私が小説を書くことを理解はしてくれていますが、

 私の書いた作品を読まないし、私もまた母に読んでとは言いません。

 それでも母は書くことには全く興味のない人なので、かえって、

 それが良いんです。

 なまじ同じ趣味を持っていると、そのことについて語り出すと熱くなり、

 本気で討論をしてしまいかねません。

 もちろん、先日もお話ししように、同じ道を歩いているからこそ、

 その辛さや悩みも理解してあげられるということはあります。

 だから、互いにやっていること、書いている作品などについては、あまり語らず

 触れずに、少し離れた場所から暖かい目で見守り合うというのが

 いちばん良いのです。

 その後、娘がそのサイトに登録したのかどうかは判りません。

 筆名を使うので、検索をかけても探し出すのは難しいだろうし、

 私も強いて探す気はありませんが、

 もしやはり同じサイトに来たのなら、頑張って欲しいと思います。

 もし、中学生が書いている小説をお見かけになったら、

 どうかよろしくお願い致します。

 この母にしてこの娘ありの、母からのお願いでございます。