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永山あゆむ
永山あゆむ
novelistID. 33809
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Sunlight-あたしと彼女の小生意気奮闘記-(1)

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 おめでたいやつだな、と未知流は思う。あと若干、自慢話っぽく喋るな! とも思う。そういうのが一番嫌いだからだ。

「で、未知流ちゃんはどんなことをやっているのかな~?」

 みちる、ちゃん?

 !

「な、何だよ、その呼び方は!?」

 ネオの衝撃発言に未知流は思わずニコニコ顔のネオに、顔を赤く染めてグイッ! と顔を向ける。

 何なんだよ、気安く下の名前で呼びやがって!

「え? だってわたしたち、フレンドリーな関係でしょ!?」

「い、いつからなんだよ……」

 わけが分からない。仲良く喋ったこともないのに、どこをどう見たらそうなるんだよ。

「そりゃあ、入学式からだよ」

「そんなことあるかー!」

 怒声だと思われないように、普段、台所での親の話につっこむように、未知流はネオの返答に真っ向から否定。

 改めて、分からせる必要があるな。

           (Sunlight-あたしと彼女の小生意気奮闘記-(2)につづく)