更新日時:2012-05-30 14:07:04
投稿日時:2012-05-30 13:42:53
夢の唄~花のように風のように生きて~
作者: 東 めぐみ
カテゴリー :時代小説
総ページ数:9ページ [未完結]
公開設定:公開
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著者の作品紹介
~少女には、ある秘密があった。その秘密こそが生涯にわたって、彼女の抱える哀しみの因となった~
お千香は大店(おおだな)の一人娘。
亡くなった父が決めた婚約者と結婚した。父の言いつけで、身体の弱いお千香は夫となった定市とは生涯、夫婦の交わりをしてはならないと申し渡されている。
だから、夫婦となっても、二人はいまだに他人のままのよそよそし関係が続いていた。
だが、頼りにする父が亡くなり、定市が新しい店の主人となってからは、お千香と彼の立場は逆転してしまう。
お千香は恐ろしかった。夫のいつも自分を見つめる冷めた目に怯えて暮らしていた。そして、その執拗な視線の底に暗く燃えさかる欲望の光があることに、無垢な彼女は付いていない。
江戸時代、苛酷な宿命を背負いながらも、懸命に生きようとした少女の物語。
お千香は大店(おおだな)の一人娘。
亡くなった父が決めた婚約者と結婚した。父の言いつけで、身体の弱いお千香は夫となった定市とは生涯、夫婦の交わりをしてはならないと申し渡されている。
だから、夫婦となっても、二人はいまだに他人のままのよそよそし関係が続いていた。
だが、頼りにする父が亡くなり、定市が新しい店の主人となってからは、お千香と彼の立場は逆転してしまう。
お千香は恐ろしかった。夫のいつも自分を見つめる冷めた目に怯えて暮らしていた。そして、その執拗な視線の底に暗く燃えさかる欲望の光があることに、無垢な彼女は付いていない。
江戸時代、苛酷な宿命を背負いながらも、懸命に生きようとした少女の物語。
感想コメント (1)
生まれながらの宿命。逃れる術は逃げるだけ・・濃霧の中、行き倒れ、救出者は善良な徳松。rumba | 退会ユーザー | 2013-05-10 09:17:38