「セックスアンドザシックスティーズ」 第十五話
「恵子さん!当たり前じゃない。ひょっとしてそういうところにこの頃よく行っているんじゃないの?」
「酷い!典子さんッたら・・・冗談に決まっているでしょ!ねえ?映子さん」
「そうね、どこなの?」
「プラネタリウムよ。子供の頃学校から行ったことあるでしょ?最近科学館にすごく立派な設備が出来たのよ。そこに行こうと思っているの。外は暑いし建物の中じゃないと日焼けするからね」
「プラネタリウムか、久しぶりよねそんな場所に行くなんて・・・いいかも」
「そうよ、人気スポットだから少し待ち時間があるかも知れないけど、そうなったら整理券をもらってその間に食事でもしましょう」
「近くなの?そこって」
「ええ、地下鉄で一つ目だからすぐよ。ちょっと歩くけど静かな場所だから気にならないと思うけど」
「じゃあ行きましょう!」
作品名:「セックスアンドザシックスティーズ」 第十五話 作家名:てっしゅう