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その時僕はこんなことを考えてた

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どのくらい言葉を重ねれば
真実というものに近づくのだろう
手に持つかけらは1個2個3個
足りないピースどこから集めようか

どなたか見かけませんでしたか
失くした記憶を探しています
貴方の目で貴方の声で
どうかあの日のことを語って欲しい

時に優しく微笑んで目を細め
時に俯き唇を噛みしめて

貴方は正義でした
だって私達を守ってくれた
貴方は悪でした
だってあの人達を傷つけた
でもそうですねきっと
一番傷ついたのも貴方なんでしょうか


桃色の花が色づいて
優しい風が明日へ吹いた
麦藁帽子をさらって
子供の笑い声を連れて

色づいた山へと行くのでしょう
散らした葉はとても温かいから
大丈夫例え寒くなっても
貴方と共に明日へと向かうから

時に酷く傷つけてしまうけど
時をかけて頑張って癒すよ

言葉足らずでヤだよ
どうしたらあなたを守れますか?
星の数ほどある言葉で
どうしてあなたを傷つけるの
そう叫んでもっと
もう一度手をつないで歩けるように


「全てを知らなくていい
 ただ覚えていてほしい、私は…」