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忘れていた風景

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「本当に長い話ですよ。いいんですか」
「聞きたいわ」
 カノンさんが云った。
「前回話したときは三日かかったんです」
「じゃ、だめだ。話題を変えましょう」
 三振男氏だった。
「……番号案内はどこに聞いてますか?」
 間もなく中野が云った。
「104よね」
 須永さんが応えた。
「あのオペレーターは沖縄にいるんです」
「日本全国どこからでも?」カノンさんが聞いた。
「そうなんです。じゃあ、アメリカ本土では?」
「番号案内ですか?フロリダ辺り?」
 と、ユウさん。
「インドなんです。人件費が安いから、という話です」
「へえ、アメリカの番号案内を、インドで!」
 半数以上が驚いたようだった。
作品名:忘れていた風景 作家名:マナーモード