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かいかた・まさし
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海人の宝
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龍司は、目を凝らしてみた。何と大きく美しい姿だ。体長は二メートルはある。これがジュゴンか、滅多に見られないという生き物。もう海兵隊は、この海には来ない。静かで安全になり、堂々と姿を現せるようになったということか。
それは、まるで龍司とセーラに海を守ってくれたお礼をしているかのような現れ方だった。
龍司は思った。そうだ、俺たちの海を守ったんだ。ジュゴンの住処であるこの美しい海を守ったんだ。
守るべきものを守ったのだ。これこそ、真の海人(ウミンチュウ)のなすべきことなのだ。
完
作品名:
海人の宝
作家名:
かいかた・まさし