「セックスアンドザシックスティーズ」 第十三話
映子がやって来た。
「おはよう~待たせたわね。どうする?すぐに出かけようか?」
「まあ座りなさいよ。ビックリする話があるから、ねえ?恵子さん」
「映子さんが着く早々その話をしろって言うことですか?典子さん」
「そうよ、聞きたくてずっと我慢していたんだから、美紗子さんも同じよ」
「典子さん!わたしはそんな事ありませんよ」
「美紗子さん、私たちの前でいい子はしないの!本音で話しましょう」
「本音ですよ・・・」
「どうしたの?恵子さんに何かあったの」
「何かじゃないわよ、すごい話なんだから・・・早く話して!」
恵子は典子に催促されて渋々話し始めた。
作品名:「セックスアンドザシックスティーズ」 第十三話 作家名:てっしゅう