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俺とみこの日常 10話

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「「店長要らないんですよ!」」
「まぁまぁ、落ち着いて。店長に聞こえちゃう」
なんか不穏な会話が聞こえてくる。
店長、どれだけ嫌われてんだろ…?
ってか、(見た感じ)バイトの人に言われるなんてどんだけ役立たずなんだろう。
「そーくーーん?」
「あぁ、行く行く」
今の会話は気にしないでおこう。
「美菜子ちゃん、こんにちは」
「あ、はい。えっと…、そー、さん?」
どうやらこの子、俺の名前を覚えてないらしい。まあ、別に何とも思わないんだけど。
そして今さっきみこが俺の事を『そーくん』とか言うもんだから、わけわかんなくなってるじゃんか。
「あ、川島蒼大です。みこは俺の事『そーくん』って呼んでるけど」
「そういう事だったんですね、なるほど」
…おい?まさかこの子、『そー』が名前だと思ってた?
んなわけ…いや、でも、言い方が…。
「そーくん、おなかすいたー!」
俺の思考は、みこの一言によって断ち切られた。
「あ、それじゃ、私はこの辺で」
「じゃあねー!」
美菜子ちゃんと別れた後、俺はそのままレジへゴー。
玉子、鶏肉、その他を購入。計2436円。
作品名:俺とみこの日常 10話 作家名:ざぶ